コロンビアのエル・ローブレ農園。
扱うのはいつぶりかも忘れてしまったほど久しぶりの入荷です。
タマ・マウンテンと同じく北部に位置する農園で、南部の作り手のコーヒーを扱うようになってから遠ざかってしまっていました。
でも今期のタマ・マウンテンが素晴らしく良かったので、もしやエル・ローブレ農園も…?
と思い焙煎してみたら、これまでのイメージ一新の美味しさ!
しかもティピカという原種に近い品種で、『コロンビアのティピカ』と言うと『コーヒーの基本の味』とでもいうべき存在。
とは言え良いものには中々出会えませんが、このエル・ローブレはそれがしっかりと感じてもらえます。
何かひとつ際立った個性があるコーヒーと言うわけではなく、すべてが調和してそしてやわらか。
とても良い意味で『中庸』です。
ティピカらしいやわらかな食感と、作りの良さから来る上品さ。
ほどよい濃縮感はみかんを思わせます。
コーヒーの基本の味が堪能できる素晴らしさ。
『コロンビアのティピカ』にしかない王道の味わい、一度体験しておいて損はありません。
ローストレベル:シティ
酸味と苦みのバランス




産地詳細
国名:コロンビア 同じ生産地のコーヒー一覧
地域:サンタンデル県ロス・サントス近郊メサ・デ・ロス・サントス
農園名:エル・ローブレ
農園主:オズワルド・アセベド
標高:1,650m
品種:ティピカ
精製:発酵槽を使用したウォッシュト