個人的に好みで言うとエチオピアNo.1のイルガチェフェ アダメ・マゾリョ集落。
コーヒーの実を収穫後に果肉が付いたまま乾燥させるナチュラル精製でのロットが入荷しました。
ナチュラル精製のコーヒーは果肉の香りが付くため、言ってしまえば『フレーバーコーヒー』の一種。
本来の個性が隠れてしまっていることがほとんどで、Muiでは積極的には扱いません。
でもこのコーヒーは精製工程がすばらしく『アダメ・マゾリョのナチュラルならでは』の個性が。
カナダのブルワリー『ベル・ウッズ』のサワーエール、『ジェリーキング』を彷彿とさせます。
はじめの香りが特に印象的で、あんずやピンクグレープフルーツのような濃縮感のある果実味に圧倒されます。
酸味はおだやかで飲み心地も良く、コクはほどほどですが甘みはしっかり。
余韻も長く続きます。
浅煎りのコーヒーにはない『完熟した果実感』を堪能できるコーヒーです。
ローストレベル:シティ
酸味と苦みのバランス




産地詳細
国名:エチオピア 同じ生産地の珈琲一覧
エリア:南部諸民族州 ゲデオ・ゾーン ゲデブ・ウォレダ ウォルカ・ケベレ
標高:約2,250m
生産者:アダメ・マゾリョ集落の農家
品種:在来品種
ウェットミル:ウォルカ・ウォッシングステーション
精製:ナチュラル
ローストレベル:シティ