じんわり広がるやさしい甘みが後を引きます。
コマヤグア県セルグァパ地区サンミゲル集落から続いてはアントニオ・ラミレスさんのラス・ラハス農地が初入荷。
MUIでホンジュラスと言えばサン・ミゲル集落、というイメージが付いたんじゃないかというくらいにこの地区のコーヒーが続いています。
どの作り手も初入荷ですが、すばらしいコーヒーばかり。
隠れていたわけではなくてここ数年で急激に品質向上を果たした結果です。
このサン・ミゲルは僕たちのホンジュラスでの取り組みの始まりの場所。
2017年にヘススさんのコーヒーに出会ったことが今につながっています。
今回のロットはMUIが最重要視する「土地の個性を表現する」品種のひとつティピカ。
以前販売したカジェホンとラ・アチャソンのふたつと同じです。
どちらも同じサン・ミゲルの農地ですが、品種・地区が同じでもやっぱり味わいがちがう。
他の農作物でもそうですが、良いものはその差が明確で面白いですね。
果肉由来の香味が上乗せされるため、Muiではフレーバーコーヒーの一種と考えている。
発酵臭などネガティブな要素が出やすく、高い技術と管理が必要。また、果肉由来の香味と、素材となる生豆本来の個性との相性も重要。
国名
ホンジュラス
地域
コマヤグア県 コマヤグア市 セルグァパ地区 サンミゲル集落
農地名
ラス・ラハス農地
生産者
アントニオ・ラミレス
標高
1,800m
総面積
3ha(コーヒーノキ作付面積2.5ha)
品種
ティピカ
精製
発酵槽を使用したウォッシュト
味のこと
やわらかなコクと丸く調和した味わい。
ホンジュラスから新豆が続々と。
※ コーヒーの精製方法
ウォッシュト精製
収穫したコーヒーの実を水洗いして果肉を除去し、その後、乾燥。素材本来の個性がそのまま楽しめる。MUIで扱うコーヒーのほとんどがこの精製方法。ナチュラル精製
コーヒーの実が付いたまま乾燥し、その後、果肉を除去。焙煎度合と味わいの関係
焙煎が浅いと酸味があり苦味は弱く、深くなるにつれて酸味は減り苦みが増していきます。
生産者&産地情報