コーヒーに合うお菓子

パリ・ブレスト

『パリ・ブレスト』
見ての通りむちゃくちゃ地味なお菓子なんですけど、本当に美味しいんです。
久しぶりに試食して、朝からうっとりしてしまいました。
パリからブレストという町へ行って帰る自転車レースを記念して作られたフランスでは定番のお菓子パリブレスト。
お菓子屋さんへ行くと見かけることも多いんですが挟まっているのが生クリームになっているものが多い印象です。
MuiKUTOTENで提供しているのはオリジナルに忠実なバタークリームのもの。
バタークリームと言うと重い・しつこい印象があって生クリームに変えることが多いのかなと思いますが、しっかりと空気を含ませたバタークリームのなんと軽くて美味しいこと!
フランス・ペック社製のプラリネを混ぜ込んでいるのでアーモンドの濃厚さはあるのに、きちんと焼き込んだシュー生地のサクサク感も相まって、とても食べやすく仕上がっています。
こんなに軽いバタークリーム、なかなか無いと思います。
温度による味わいの変化はバタークリームならでは。
個人的に冷えてしっかり固まった状態も好きなんですが、温度が上がってとろりととろけて舌に絡まる美味しさは言葉になりません。
提供するとそのサイズに驚かれますが、この大きさだからこそ、状態の変化がしっかりと楽しめます。
口の中でコーヒーと合わせる度に美味しさに悶絶しているうちに、完食間違いなしです。
お試しあれ。
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