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コーヒーに合うお菓子
『拓哉の覗いたヨーロッパ』パリのパティスリー3軒
前回に引き続きパリでの食べ歩き、今回はパリのパティスリーとショコラトリーを3軒ご紹介します。 1軒目はサクレクール寺院の近くにある『Gilles Marchal(ジル・マーシャル)』です。 このお店は焼き菓子が充実していて、今回は焼き菓子ではマドレーヌを3種類、ケーキはババオロムを購入しました。マドレーヌのバリエーションがとても豊富で10種類近く売られていて選ぶだけでも楽しめました。 ババオロムは比較的食べやすいものでした。洋酒好きの方なら気に入ってもらえると思います。 2軒目は『Jacques Genin(ジャック・ジュナン)です。 このお店は聞いたことがある方も多いかもしれません。日本にも輸入されていますが、本店に行ってみようと思い足を運んできました。 僕が気にいっているのが、パートドフリュイなのですが、どれもフルーツの味が濃くとても美味しいものばかりです。トマトのパートドフリュイなどの変わり種もあったりします。 そして3軒目は『Cedric Grolet(セドリック・グロレ)』。 僕が足を運んだときはフランスのコロナでのロックダウン前だったのですが、お店の前には行列ができていてパリでもかなり勢いのあるパティスリーだと思います。 内装もブティックのようなイメージで、ショーケースにケーキを並べるのではなくラインナップされたケーキのサンプルが陳列されていて、タルトはお客様の目の前で仕上げるライブ感もある、今までにないようなショップになっています。 ケーキはとても個性的で、陶器のインテリアのような美しさ。初見ではケーキを見たときにまず食べものとして認識できないような見た目をしています。 周りを全てチョコレートでコーティングしてあるので中身の保形性が必要ないので、口溶け良い繊細なケーキになっています。 パリを訪れた際にはお店の前を通ってみるだけでも楽しめると思うので足を運んでみてはいかがでしょうか。
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コーヒーに合うお菓子
ナガノパープルのショートケーキに合うおすすめコーヒー
おはようございます。 『拓哉の覗いたヨーロッパ』第3回はパリのパティスリーのことを書いてもらいました。 『拓哉の覗いたヨーロッパ』パリのパティスリー2軒 さて、今日と明日はオープンの10時からナガノパープルのショートケーキをご用意します。 週末のみとご案内していましたが9/28月曜もご用意出来そうです。 今年のナガノパープルはギュッ!と味が詰まってほんとに美味しいです。 生クリームとの相性は抜群です。 ナガノパープルの凝縮感に負けないよう、 コーヒーはケニア カイナムイ・ファクトリーAAを合わせましょう。 コーヒーが苦手と思っている方にも幸せを感じてもらえる美味しさです。 お取り置きを希望される方はお電話でどうぞ。 テイクアウトも出来ますが崩れやすいのでご注意くださいね。 044-767-1368
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お知らせ
『拓哉の覗いたヨーロッパ』パリのパティスリー2軒
初日は2軒のパティスリーへ。 まず訪れたのは、1730年創業のパリ最古のパティスリー『Stohrer(ストレー)』。市民から愛される老舗です。 パリには流行りのパティスリーやショコラトリーが多くあるのですが、まずは長年パリの人々に愛されてき…
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『拓哉が覗いたヨーロッパ』シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ
今回は僕がドイツとフランンスの国境付近にで生活をしていたので、シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテについて書きたいと思います。 オーソドックスなこのケーキを作ったのは専門学校が最後で、日本で働いていたお店ではアレンジされたものをフォレノワールとして作っていました。このお菓子を簡単に説明すると、ココアのスポンジにチェリーのリキュール入りの生クリームとチェリーのコンポートを使ったお菓子で、表面にチョコレートのコポー(チョコレートを削ったもの)をのせたお菓子です。 渡航してきて思ったのが、「ドイツのケーキは大きい!!!」という事でした。日本でもショートケーキなどホールのものをカットして販売していることが多いと思いますが、ドイツのケーキはホール自体が大きいので1.5倍くらいの大きさがあるのではないかと思うくらいのインパクトです。 そしてこのお菓子を置いていないお店はない!というくらいドイツではポピュラーなお菓子なんです。お菓子やさんはもちろんパン屋さんでも販売されていますし、驚いたのがスーパーにも冷凍ケーキとしてホールのケーキがアイスの隣に並んでいるのが驚きでした。日本と違いこちらの人たちの生活にお菓子が根付いていると思いました。 フランスではこのお菓子をフォレノワールという名前で販売しているのですが、ドイツとは違いカットで販売するのではなく一つで完成されたプティガトーで販売されています。お菓子自体の構成は同じなのですが、形が違っていたり、オリジナルの要素を織り交ぜて少しアレンジしたケーキが多かったイメージがあります。 僕がフランスで働いていたお店でも作っていましたが、見た目ではドイツのケーキをイメージできないほど違いましたし、ショコラのムースをプラスの要素として織り交ぜていました。 こういうお菓子の違いや感じたこと、いろいろな発見や感じたものをまた書いていこうと思うので楽しみにしていてください。
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お知らせ
夏季休業のお知らせ
今日19日は第3水曜のため定休日です。 ここ最近の猛暑で熱中症が急増しているとか。 水分をこまめに摂ったり人がまばらな場所ではマスクを外したりと、くれぐれもお気をつけください。 さて、来週月曜から夏季休業をいたしますのでお知らせします。 休業日:8/24(月)〜27(木) ご不便をおかけしますがあらかじめご了承ください。 人手不足なこともあり今年の夏はいつもより休みを少し増やしています。 実は採用するスタッフはだいぶ前に決まったんですが今はドイツにいるんです。 パティシエの彼が戻ってくるとお菓子担当あいこちゃんとの2人体制になるので、 さらに良いお菓子がご紹介できると思います。 そしてせっかくドイツにいるんだからとパティシエ拓哉にブログをはじめてもらいました。 まだ自己紹介しかありませんが下記のリンクからご覧ください。 『拓哉が覗いたヨーロッパ』その1 パティシエも増えるし来年くらいにはパティスリーをやりたいなと考えてんるですよね。 良い物件情報があったらぜひお知らせください。
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『拓哉が覗いたヨーロッパ』その1
はじめまして! 年末よりMuiでパティシエとしてお菓子をつくる、島田拓哉といいます。 まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。父がパティシエで生活のお菓子と触れ合う機会が多かったというのがきっかけで子供の頃からパティシエになろうと考えていました。 高校を卒業後エコール辻東京に入学。お菓子の知識を得て、卒業後は新宿のパティスリー『パティスリー・ラヴィドゥース』に入社、パティシエとして5年間勤務しさらにお菓子の知識や考え方を学びました。 その後渡仏するに至るのですが、きっかけを作ってくれたのは専門学校で出会った妻でした。日本のお菓子業界はとてもレベルが高く、フランスに渡る事にあまり意味を感じていませんでしたが、在学中にフランスに留学した妻の体験談を聞くうちに日本では経験できない現地の食や文化に興味を持ち始め、渡仏を決意しました。 渡仏後はアルザス・ロレーヌ地方のショコラトリー『フランクケストナー』のパティスリー部門に入社し、生菓子や焼き菓子を中心に経験を積みました。 今後は僕が今までお菓子を作ってきたお店で出来なかった、材料にまでこだわったお菓子作りと、一緒に楽しむコーヒーまでご提案できる環境でより相性の良い組み合わせをお客様に提供したいと思っています。 Muiで出会ったコーヒーはどれも僕が飲んだことの無い、洗練されたものばかりでした。苦味や酸味、香り全てに置いて自分が体験した事の無い洗練された雑味のないコーヒー。 Muiのコーヒーに合わせる、コーヒーとお菓子で相乗効果を生むようなお菓子を作れるように試行錯誤をするのが今から楽しみです。 現在は知人や友人たちにオンラインのお菓子教室をしたり、コロナの状況を確認しながら細心の注意を払いながらヨーロッパ各地を見て周っているところです。 これからお菓子やヨーロッパでの生活の記事も載せいていきたいと思っていますので、楽しみにしていて下さいね!