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ウィルダー・ガルシアさんのゲイシャ品種が初入荷


僕たちのパートナーであり、ペルーのコーヒー業界をけん引する存在であるウィルダー・ガルシア。
今回初めてゲイシャ品種が入荷しました!

コーヒーの品種で一番有名かもしれないゲイシャ。
前回販売したのはいつだろう…と調べてみたら、2017年のパナマのダンカン農地が最後でした。

2004年、パナマのエスメラルダ農園がきっかけで有名になったこの品種。
その希少性と人気の高さでほかのコーヒーにくらべるとはるかに高い価格で販売されていることがほとんどです。
そのせいもあって「特別」と語られることが多いですが、MUIでは特別なものとは認識していません。

品種は味を決める要素のひとつ。
それよりも土壌、気候、そして作り手のスキルと経験が何よりも大切です。
コシヒカリだから、ピノノワールだからまちがいない、なんて事がないようにゲイシャ=おいしいなんてこともありません。

さらに近年のゲイシャブームの過熱でちょっと高すぎる価格に。
買い手がいる以上価格の高騰は仕方ないのかもしれませんが、過熱したブームが業界へ良い影響を与えるとは思えません。

一部に見られるゲイシャばかりを特別視する風潮がなんだかなぁと思って長らく扱ってきませんでしたが、ちゃんとしたゲイシャはおいしいのも事実。

「友達がゲイシャに興味あるって言ってたからMUIが販売するまで待ってて、と伝えておきました!」

という常連さんのプレッシャー(?)もあり、ウィルダーさんの物を仕入れました。
かつてのパナマのゲイシャを彷彿とさせる個性がしっかりと楽しめます。

ただこのゲイシャという品種。
MUIが求めるコーヒーと方向性がちがいます。

僕たちが求める、そして心底おいしいと感じる
その土地の個性が最大限に表現されたコーヒー。
なのでティピカやブルボンといったその土地を表現してくれる品種を最重要視しています。

それに対して品種の個性が強いゲイシャはある意味真逆。
ゲイシャの個性を最大限活かすための土地が重要になります。

もちろんどちらが良い悪いという話しではありません。
ゲイシャの場合はその品種特有の個性を楽しむのが正解かな、と思います。
焙煎したてを飲んでみたら懐かしのパナマ リオ・クリスタルのゲイシャを思い出しました。
まだゲイシャを飲んだことがないよという方はぜひ一度飲んでみてください。

ウィルダーさんのゲイシャの商品ページを見る>

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