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コーヒーの話

コスタリカ エル・アルト農地ヴィジャ・ロボス品種

入荷量が少なかったこともあってあっという間に完売まじかのコスタリカ・エル・アルト農地。
特に思い入れがある作り手は何人かいますがこちらもそのひとつ。はじめて入荷したのはまだ独立するずっと前の2008年。堀口珈琲に勤めていた時です。
それまでもコスタリカのコーヒーには個人的に良い印象がありましたがエル・アルトはそれまでのコスタリカをはるかに凌駕!
それどころか他の産地を含めてもすごいコーヒーが入荷したなと驚いたのを覚えています。
コーヒーの基本の味がきっちりと表現され、さらに今まで感じたことの無いオレンジの皮のような品の良い香りがなんとも心地良く、派手さはないけど印象的で、自分が好きなコーヒーはこういうのだなと実感しました。とにかく飲み心地も良くて飲み飽きないんです。
それからもさらに年々品質を上げて、ここ数年は実験的にそれまでとは別の品種を栽培するなど新たな取り組みを続け、進化し続ける素晴らしい作り手です。
先月にはSLというケニアの品種を販売しましたが、今回入荷したのはこちらも実験的に栽培するヴィジャ・ロボスという品種。もちろん他の作り手でも品種による差はありますが、今までにないほどの差を感じます。
ふくよかで力強さが特徴的だったSLに比べヴィジャ・ロボスはスッと端正。自分の中ではこちらの方がこれまでの「エル・アルトらしい」印象です。いつものカトゥーラ品種に比べるとナッツ感が少なく、代わりにカカオの風味が感じられるようにも思います。
品種の話しはちょっと取っ付きずらいかもしれませんが、同じ作り手でも色々なコーヒーを作っていて違いあるということを楽しんでもらえたら。
特にやや深煎りのシティローストは今日からKUTOTENで販売をはじめた栗とカシスのモンブランとの相性が最高です。とっても美味しいですよ。
ご購入は下記からどうぞ!
200g1,728円
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