
こども、全くあなどれん
MUIのアサブ(麻生)です。
西鎌倉にある鎌倉和工房さんにお声がけいただき
小学生向けのイベント
「おしごと体験 ― キミのハートに火をつけろ!」
に、10月から月イチで計3回出店してきました。
このイベントの趣旨は
こどもたちが本物の仕事を体験して
「働くってなんだろう?」と考えるきっかけをつくること。
パン屋さん、建築家、サコッシュデザイナーなど
いろいろなお仕事体験がある中で
MUIはもちろん 「コーヒー屋さん」。
みんなにやってもらったのは
・自分で豆をきっちり計って、ミルで挽く
・4分かけて、160ccをゆっくりドリップ(3種淹れます)
淹れたあとは
お父さん・お母さん、
そしてイベントに来ているお客さんへ
コーヒーのサービスをしてもらいます。
このおしごと体験
ちゃんと最後に子供たちにギャラが出るのがまた熱い♪
とにかく第1回目からめっっっちゃ驚いたんがこれ
-こどもは素直に伝えたことを守る
-仕事がきれいで丁寧
-ブラックでのむ
MUIのおいしいコーヒーのガイドにも書いてある
“三つの数字“を守る。
これで1杯めから上出来なんですが
3杯めを淹れる頃には、もう教えることがほとんどなくなって
「明日からバイトに来てね」が恒例の締め言葉でした。
MUI店舗では
大人向けのドリップ体験会もやってるんですが
大人は初めから“自分流”で淹れはじめて
「え? 今わたしが言った話、聞いてました?」
ってなることもしばしば。
これ、笑い話ちゃうんですよ。ほんまに。
コーヒーを配るところまでが仕事なので
はじめの1杯目を渡すときはみんなちょっと恥ずかしそう。
でもお客さんが
自分の淹れたコーヒーを飲んで
「すごくおいしい!」と喜んでくれるとすぐに
「コスタリカのジャサル農地です♪」
って、率先して配りはじめます。
わざわざ靴を履いて
屋外にいるマルシェのお客さんのところまで
持って行ってくれるんです。笑
おとといは、お姉ちゃんと一緒に来てくれた
5歳の女の子がドリップに挑戦。
スプーンですりきり1杯半、
4分をきっちり守って、160cc。
……うますぎやん。
すごく嬉しそうに(しかもめっちゃどや顔で)
自分で淹れたコーヒーをブラックでちびちび飲んでました。
コーヒーって
むずかしい理屈を知らなくても
良いコーヒー豆さえ使えばちゃんとおいしい。
ほんま、こどもをなめたらあかんのですよ。
ちいさなコーヒー屋さんたちに教えられることのほうが多い
楽しいイベント体験でした。
MUI店舗ではコーヒー一杯分のお代で
いつでもドリップ体験できますので、
お子さま含め年齢関わらずお気軽にお声がけください!
来年も一緒に楽しみましょう♪
よろしくお願いします(アサブ)
