イルガチェフェで最高の品質を誇る『ウォルカ・ウォッシングステーション』の集落指定ロットのひとつ、クレイウォットの新豆が入荷しました。
2022年からのエチオピアのコーヒー価格暴騰によって同国の品質は全土で下落。
価格が暴騰時はなんでもかんでも高く売れてしまうため手を抜いてしまう作り手が多いのが現実です。
(2010年ころからインドネシアのスマトラでも同じ状況がみられます。)
そんな状況下でこのクレイウォットはとても稀有な存在。
今期はベストな状態とは言えませんが、甘い果実味が楽しめるコーヒーに仕上がっています。
農作物であるコーヒーは天候や栽培、精製段階の様々な要因が品質に大きく影響します。
生産国の作り手と消費国のぼくたちが二人三脚で取り組むことで品質は向上して行きます。
良いときだけ買ってそれっきりと言うやり方だと、二度と買えなくなる可能性が極めて高く、品質向上どころではありません。
長期的に取引を続け、信頼関係を構築してこそ素晴らしいコーヒーが生産され、皆さんにお届けすることができます。
今期のクレイウォットも十分に高い品質なのでお楽しみいただければ嬉しいです。
この地域のコーヒーは果実感がしっかりと感じられるのが特徴ですが、桃やかりんのような印象です。
軽すぎずやわらかな飲み心地でとてもクリーン。
しっかりとした芯がある味はこの地域ならでは。
熟した果実のような心地良い甘みの余韻が長く続きます。
ローストレベル:シティ
酸味と苦みのバランス
産地詳細
国名:エチオピア 同じ生産地の珈琲一覧
エリア:南部諸民族 Region/ゲデオ Zone/ゲデブ Woreda/ウォルカ Kebele クレイウォット集落
生産者:クレイウォット集落の農家
収穫:農家が手収穫し、収穫したチェリーはハンドソーティング
ウェットミル:ウォルカ・ウォッシングステーション
標高:2,050m
品種:在来品種