クレソンのようなハーブ感となめらかなコク
Muiのスペシャリテとでも言うべき最高のコーヒーのひとつ、『LCFマンデリン』の新豆が入荷しました!
スマトラ島で栽培されるアラビカ種のコーヒーを総称して『マンデリン』と呼びますが
その中でも突き抜けた品質を誇ります。
初めて世に出たのが2,005年で、もちろん年による品質の差はありますが
常に高いレベルを維持し続けていることには驚きと感謝しかない奇跡のマンデリンです。
コーヒーのひとつの究極の形と言える唯一無二の個性。
特に印象的なのは新鮮なクレソンの様な香り。
余韻にはトロピカルフルーツの果実感が漂います。
とろりとしたなめらかな食感もここちよく、ほのかにミルクチョコレートのような印象も。
飲み応えとさわやかさの同居する偉大なコーヒーです。
マンデリン好きの方はもちろん、苦手と思っている方にもぜひ一度はお試しいただきたいすばらしさ。
このコーヒーを飲んだ時の満足感は表現する言葉が見つからないほどです。
年々値上がりしている産地ですが、この価格に見合うどころかむしろ安いと感じていただけると思います。
必飲です!
↓↓↓
美味しいアイスコーヒーの淹れ方のコツ、レシピはこのリンクから
Muiのブログ「アイスコーヒーを美味しく家でも飲みましょう!」
ぜひ参考にしてくださいね
ローストレベル:フレンチ
酸味と苦みのバランス




産地詳細
国名 : インドネシア 同じ生産地の珈琲一覧
生産者 : リントン・ニフタ及びパランギナンの指定農家40~50軒
所在:北スマトラ州フンムバン・ハスンドゥタン県リントン・ニフタ(一部パランギナン)
精製:網棚乾燥を採用したスマトラ式
品種:ガロンガン(ティピカ系伝統品種。クラシックスマトラとも呼ばれるものの1つ。)、ジェンベル
豆の特徴
「マンデリン」と聞くと皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?
もちろん良いイメージを浮かべる方も多いでしょうが、あまりイメージが良くないという方も少なからずいるんではないでしょうか。実際マンデリンをおすすめすると「嫌い」という方がちらほらいらっしゃいます。その理由はと言うと「苦いだけ」や「泥臭い・濁っている・重たい」等々。
確かにそういう物が多いのは僕も感じるところです。もちろんそれにはちゃんと理由がありまして、まずは焙煎に問題がある場合が多いと思います。
マンデリンは伝統的に深煎りにされることが多いのですが、繊維質が柔らかいため焦げやすく「苦いだけ」になりがちです。そしてもうひとつの理由は素材である生豆の「品質」にあります。
「マンデリン」ならどれも同じじゃないの?と思った方、実はそうじゃないんです。「マンデリン」と言うだけでは「スマトラ島で栽培されたアラビカ種のコーヒー」と言う事なので「日本の本州で栽培されたお米」と言うくらいアバウトな物。
お米と同じように採れる場所、作り手の手間の掛け方などで品質には大きな差があります。残念ながら近年のマンデリンは味や香りの良くない品種との交雑が進んでいます。それが先ほど挙げたような「泥臭い・濁っている・重たい」イメージに繋がるわけです。ですが高品質なマンデリンにはそんなマイナスのイメージはなく「上品で・透き通っていて・なめらかで強いコク」があります。特にこのスマトラ北部リントン・ニ・フタ村周辺の農家数十軒を選りすぐった「LCFマンデリン」は最高峰と言っても過言ではなく、様々な味や香りの個性をはっきりと感じられます。
1度ハマると抜けられずLCFマンデリンは常備しているという方もいるほど。また1年を通して香味の変化も面白く、飲む時期によって様々な個性で楽しませてくれます。
世界中に様々な素晴らしい個性のあるコーヒーがある中でNo.1を決めるのは不可能に近いと思いますが、このLCFマンデリンはコーヒーのひとつの終着点と言えるのではないでしょうか。

果肉除去

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二次選別担当の精鋭4人