ふわっとただよう華やかな香りと上品なコク
おなじみグァテマラ アンティグア地域の偉大な作り手ペドロさんのサンタ・カタリーナ農園、再登場です。
今回のロットは高標高の19区画のコーヒーのみを集めた、2つの特級畑に次ぐロットです。
すっきりとしたコクとやわらかな食感、甘さをともなったやさしい酸味、
花のようにふわっとただよう華やかな香りに癒されます。
とても優等生なコーヒーで、農園の土壌と気象条件の良さを、
作り手であるペドロさんがしっかりと活かしてるんだなぁと感じます。
ローストレベル:シティ
酸味と苦みのバランス




産地詳細
国名:グァテマラ 同じ生産地の珈琲一覧
エリア:サカテペケス県アンティグア地域サンミゲルドゥエニャス、アカテナンゴ火山東側斜面
所有:ペドロ・エチェベリア・ファジャ、エマニュエル(ペドロの従兄)
農園運営:ペドロ・エチェベリア・ファジャ
標高:最下部地点1,765m、最上部地点1,980m
区画:サンタカタリーナは森林区画も含め42区画に分け管理されている。
このロットはCampament, montana区画を除いた1,600m以上に位置する19のブルボン区画で構成
品種:ブルボン
豆の特徴
伝統的な手法と先進的な技術・設備の融合で作られるコーヒーは
透明感と良質な酸味、華やかな香りと上品なコクがバランス良くまとまり、
見事としか言いようがありません。
品質の高いコーヒーを作るためには完熟した実を摘むと言う事は必須ですが、こちらは農園を42区画に分け管理し計画的に収穫、
必要に応じて同じ区画で複数回収穫するという徹底ぶりです。
険しい斜面に植えられたコーヒーの木は昼夜の寒暖差にさらされコーヒーチェリー(実)に栄養をため込みます。
その結果、良質な酸味としっかりと硬い豆質が育まれ、
浅めの煎り具合から深煎りまでの幅広いレンジで個性を発揮するコーヒー豆が生まれます。
精製が終わった後のコーヒー豆は時間と共に劣化していきますが、硬い豆質と丁寧な精製によるものか、
その変化がとても緩やかなのも特筆すべき特徴です。
標高の高さによるものか、透明感と酸の質の良さが印象的です。
中米を代表するコーヒーの名産地「アンティグア」屈指の名門農園のコーヒーは
当店にとって欠かす事の出来ない最も重要なコーヒーの一つです。

アンティグアの街

コーヒーチェリー

オーナーのペドロさん