グレープフルーツの皮のようなほのかなにがみ
ブラックバーン農園の新豆が入荷しました。
グレープフルーツのようなフルーティさ。特に果肉よりも皮の部分の印象が強く、ほんのりとした苦みが全体を引き締めてくれています。
新豆らしい若々しさと食感のやわらかさが同時に楽しめるのは今の時期だけ。
ぜひお試しください。
ローストレベル:シティ
酸味と苦みのバランス




産地詳細
国名:タンザニア 同じ生産地の珈琲一覧
農園主:ミハエル・ゲルケン
エリア:アルーシャ州カラツ県オルディアニ地区
標高:1,760-1,950m
品種:ブルボン、ケント
豆の特徴
一部が「アフリカのエデン」と呼ばれるンゴロンゴロ自然保護区に重なっているこの農園は、その豊かな自然環境と農園主のミハエル・ゲルケン氏の管理により素晴らしいコーヒーを生産しています。
2000年頃まではブラックバーン農園のコーヒーは輸出会社が「アデラ」と言うブランド名で他の農園と混ぜて販売していました。それを僕の修行先である堀口珈琲が混ぜる前の各農園毎のサンプルをもらい、その中から見つけてパートナーシップを結んだのがこのブラックバーン農園です。過去たくさんの受賞歴があり、名実ともにタンザニア最高峰の農園だと思います。
ちなみにタンザニアと聞いてもピンと来なくても「キリマンジャロ」と言うと聞き覚えのある方は多いんじゃないでしょうか。タンザニアとケニアの豆を総称してキリマンジャロと言う事が多いですが、いくらなんでも括りとして広過ぎるしあまりにもいい加減です。例えるなら・・・お米が品種や産地の表示もなく「富士山」というブランド名で売られていて、しかも日本だけじゃなく隣国の物も混ざっているという状況と思っていただければいいかなと。そんなの美味しいわけがありませんし、そもそも買いませんよね。コーヒーも美味しさを求めるのなら米やワインの様に「いつ、どこで、誰が」作った物か分かるものを選ぶことが大切です。

ブラックバーン農園からの風景

コーヒーの木

コーヒーチェリーの収穫

コーヒーチェリーの収穫

選定

アフリカンベッドで乾燥

クルー

オーナー夫妻