MUI

コーヒーの話

コーヒーの酸味、苦味

こんにちは、菊池です。
ここ数カ月、イベントへの出店などもあり
MUIで初めてコーヒー豆を買ってくださる方が
増えております。
ありがとうございます!

そこで改めて、
コーヒーの味の基準である
酸味、苦味についてお伝えします。

店頭でコーヒー豆について案内をする時、
どんなのがいいですか?と聞くと

「酸味の強いコーヒーが苦手で…」

というと言葉をほぼ毎日聞きます。

私もすっぱいコーヒーはNGです。
唐揚げにレモンはかけるし
梅干しも大好きですが
すっぱいコーヒーはアウトです。

そんな酸味が強くてすっぱいコーヒー。
そうなる理由が2つあります。

1つ目は
粉の状態で傷んでいるコーヒー豆だから。

コーヒー豆も食品です。

粉に挽くとあっという間に傷み始めます。
なので当店では、
必ず冷凍して下さいとお伝えします。

そして1ヶ月以内に飲み切るのが目安ですね

しかし、粉の状態で
冷凍庫で売られているのを見たことある方
いらっしゃいますか…?

ということは、常温で売られている粉は全て
言わずもがな…ですね!

2つ目は
極端に浅い焙煎だから。

コーヒーは焙煎の深さによって
味が大きく変わります。

焙煎が浅いほど酸味が強く、苦味が弱くなり

深いほど苦味が強く、酸味が弱くなります。

極端に焙煎が浅いと、
コーヒー豆にちゃんと火がとおっていない
いわゆる生焼け状態。

すっぱいだけでなく、
火がとおってないのでお腹がいたくなる理由にも。
まさにダブルパンチ!

以上、聞いてしまえば簡単な理由ですが
知らなければどうなるか

不朽の名作、映画シャイニングのように
極寒の迷路でジャックに追いかけられるダニーに
なりかねません!
(1980年の映画ですが今の時期の鑑賞にぴったりですよ)

すっぱいコーヒーに追いかけられないよう、
是非今後の参考にして下さい!

もちろんMUIでは
常温保存している粉も、
極端に浅い焙煎のコーヒー豆も
扱っていないのでご安心を。

どのコーヒーも
おいしい果物のような酸味があり
とてもしぜんな飲み心地です。

また今度
苦すぎるコーヒーや
変な後味や香りがするコーヒーについて
お伝えします。

焙煎度合と味わいについてのページを見る>

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