柑橘類やフレッシュのトマトのようなさわやかさも感じます。
ミルクキャラメルのような甘みの余韻が心地よいコーヒーです。
今期で2度目の入荷ですがグッと品質が上がっている印象です。
タンザニアと言えば僕たちのパートナー、ブラックバーン農園が一強。
地域や生産者によってさまざまな個性があって、単純に良いかどうかと上下の関係で語れるわけがありませんが、どういうわけかタンザニアはあまり多様性が感じられない…。
そんな状況が長らく続いて来たわけですがこのハイツ農園ブルーリボン区画。
ブラックバーンと肩を並べる品質です。
果肉由来の香味が上乗せされるため、Muiではフレーバーコーヒーの一種と考えている。
発酵臭などネガティブな要素が出やすく、高い技術と管理が必要。また、果肉由来の香味と、素材となる生豆本来の個性との相性も重要。
国名
タンザニア
地域
アルーシャ州 カラツ県
農地・区画名
ハイツ農園・ブルーリボン区画
農場主
ヴィマックス・アミン
農場全体の標高
1600~1800m(ブルーリボン区画は1750~1800m)
農場全体の面積
249ha
品種
ブルボン、N39、KP423
収穫期
7月~11月(ブルーリボン区画は9~11月)
生産量
80トン(ブルーリボン区画は21トン)
収穫方法
手摘みによる選択的収穫
精製
発酵槽を使用したウォッシュト。発酵時間は72時間
乾燥
アフリカンベッドで10日間程度
味のこと
しっかりとしたコクと透明感。
タンザニア ハイツ農園ブルーリボン区画の新豆が入荷
※ コーヒーの精製方法
ウォッシュト精製
収穫したコーヒーの実を水洗いして果肉を除去し、その後、乾燥。素材本来の個性がそのまま楽しめる。MUIで扱うコーヒーのほとんどがこの精製方法。ナチュラル精製
コーヒーの実が付いたまま乾燥し、その後、果肉を除去。焙煎度合と味わいの関係
焙煎が浅いと酸味があり苦味は弱く、深くなるにつれて酸味は減り苦みが増していきます。
生産者&産地情報