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コーヒーの話し
KUTOTEN臨時休業のお知らせ
3/9(水)は仕込み日として臨時休業いたします。 明日3/7(月)までにご予約いただければ3/9にケーキをお渡しすることは出来ます。KUTOTENまでお気軽にご連絡ください。なお、Muiは通常通り営業します。 そして新入荷コーヒーのお知らせです。Muiが扱うコスタリカの中でも5本の指に入る人気のコーヒー『エル・アルト農地』。 その農地の中の一区画で試験的に栽培しているSLというケニアの品種が入荷しました。品種の特性が感じられる香味もありますが、やはりケニアのコーヒーとはまったく違う個性。気候や土壌、作り手の味というものがしっかりと感じられます。 今朝はやや深煎り(シティロースト)を飲みましたがふくよかでやわらか、そしてなめらかな食感で飲み心地がとても良いコーヒーです。深煎りと同じく熟した赤い果実の印象があって、余韻にやさしい甘みが残ります。 こういう抑制の効いた果実味があって整った味わいのコーヒーって、飲み飽きない美味しさがあるのでいつでも手元に置いておきたいと感じます。オーナーであるグレースさんの突き抜けた技量の高さに圧倒されるほどの素晴らしい品質、味わってみてください。
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コーヒーの話し
インドネシアのスマトラ島で栽培されたアラビカ種のコーヒー「マンデリン」
世界中の最高品質コーヒー豆を扱っているMuiがマンデリン『LCFマンデリン』『オナンガンジャン』について紹介。Muiでは世界中の最高品質のコーヒー豆を取り揃えております。「おいしい」という言葉だけでは足りない、コーヒー体験をお届けします。
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新豆の入荷情報
グァテマラ サンタ・カタリーナ農園の特級畑カンパメント再入荷
昨秋販売した至高のグァテマラ サンタ・カタリーナ農園の特級畑カンパメントが再入荷しました! 一昨年「2020年絶対に飲むべき傑作コーヒー」としてご紹介した時、大げさでしょ!と言われつつ、皆さん飲めば納得のお良さでした。そして今回再販のこのロットもそれに匹敵する美味しさ。サンタ・カタリーナ農園の奥深さがこれでもかと堪能できます。 改めてご紹介すると… グァテマラのみならず、中米屈指のコーヒーの銘産地と知られる『アンティグア』ですが、その地域で最良の栽培環境を誇るのがおなじみサンタ・カタリーナ農園。同農園は森林区画も含め42区画に分け管理されていて、カンパメントは最上部より少し下にある区画です。 (標高が高すぎてもいけないそう。) 繊細な印象のサンタ・カタリーナ農園ですが、カンパメントは力強さを感じる区画のため昨秋販売した際は深煎りのフレンチローストをおすすめしましたが久々に飲んだらやや深煎りのシティローストも美味しい…。と言うことでどちらの焙煎度合いもおすすめです。お好みでお選びください。 そしてカフェインレスもサンタ・カタリーナ農園に切り替わりました。以前販売した時よりもすこし価格が抑えられての登場です。 本当にカフェインレス?という美味しさ。ぜひお試しを。
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コーヒーの話し
コスタリカ ドン・マジョマイクロミル フジ農地
エル・ハルディン農地でおなじみの根っからのコーヒー一家『ボニージャ家』が運営するマイクロミル(※1)『ドン・マジョ』が所有するフジ農地のコーヒーが入荷しました。 2016年から僕たちLCF(※2)向けの農地としてコーヒーを届けてくれていたこのフジ、元々は『インペリオ・ロホ』という別のマイクロミルの農地でしたが、ふたりのオーナーの別離のためたった2年で放棄されることに。初収穫から素晴らしい品質だったためとても残念に思っていましたが、それをボニージャ家が買い受け、引き続きLCFのための農地としてコーヒーを栽培してくれています。 半年ほど放棄されて荒れてしまった農地を急ピッチで復旧、収穫まで漕ぎつけたのはさすがのひと言。そうして入荷したコーヒーはボニージャ曰く「もっと良くなるはず」。それから1年、本当にさらに良くなっているのにはもう脱帽です。ボニージャ家らしい丁寧な仕事を堪能できる調和した味わいが楽しめます。 ともすればネガティブな印象になることもあるナッツ感が、このフジではとても良い特徴として感じられます。 やや深煎りのシティローストはごく軽くローストしたアーモンドを食べた時のようなまろやかな食感。やわらかなコクがありながらもすっきりとしたとても品の良いコーヒーです。 ナッツ系のお菓子や焼菓子全般と合わせやすいですし、コンテチーズとの相性はもう最高ですよ。
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新豆の入荷情報
エチオピア イルガチェフェ アダメ・マゾリョ
今日は雪の状況によっては閉店時間を早める可能性があります。昼過ぎにはお知らせをする予定です。 エチオピア イルガチェフェ『ウォルカ・ウォッシングステーション』の集落指定ロット第5弾、アダメ・マゾリョが入荷しました。 ウォルカの4つの集落は甲乙つけがたいんですが昨季の個人的No.1はこのコーヒーでした。今回は精製ちがいのロットを同時に販売します。今年も美味しいですよー。 Muiが扱うウォルカ・ウォッシングステーションの4つの集落の中で果実味が最もふくよか。熟した桃のような印象がしっかり。やさしい甘みがフワーっと口いっぱいに広がります。 ナチュラル精製はあんずやピンクグレープフルーツのような濃縮感のある果実味に圧倒されます。精製違いの100g2種セットもご用意したので飲み比べてみてください。 ナチュラルじゃない方(ウォッシュト)は深煎りのフレンチローストもご用意しましたが、これがまた美味しいです。プラムのコンポートやカシスを思わせる、とにかく濃厚な『深煎りだからこそ』の果実味が楽しめます。チョコレートとも相性良しだと思います。意外にもフロランタンと合わせるのも美味しいですよ。
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新豆の入荷情報
東ティモール レブドゥ・レテン
明日10日は大雪の予報のため、状況を見て閉店時間を早める可能性があります。あらかじめご了承ください。 2年ぶりか3年ぶりに東ティモールのコーヒーが入荷しました。レブドゥ集落のレブドゥ・レテン生産グループのロットで、以前と比べると段違いにレベルアップしています。表土流出を防ぐ対策や色々な取り組みが実を結んだ結果だと思います。 タイプの似ているハワイ・コナと比べられることも多いですが、品質はこちらの方がずっと上と言えるレベル。しかもこの価格なわけですから最高です。 さらりとしたかろやかな飲み心地とほのかに感じるライムのような酸味が心地良い、とても綺麗なコーヒーです。以前はともすると物足りなさを感じましたがもうそんなことはありません。軽さの中にしっかりとした味わいがあって余韻も長く続きます。 これからまだまだ品質上がって行くであろうこのコーヒー、大注目です。
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コーヒーの話し
エチオピア イルガチェフェ ハロハディ ナチュラル
エチオピア イルガチェフェ『ウォルカ・ウォッシングステーション』の集落指定ロット第4弾、ハロハディのナチュラル精製が入荷しました! エチオピアのコーヒー生産者は超小規模な零細農家がほとんど。収穫したコーヒーの実を精製工場(ウォッシングステーション)へ運び、そこで果肉を取ったりぬめりを洗い流したりと精製されます。 このウォルカ・ウォッシングステーションは僕が知る限りエチオピアで最も優れた精製工場のひとつ。とにかく丁寧な仕事が施されたコーヒーは集落を指定しなくとも極めて高いクオリティを誇ります。 ナチュラル精製というのは昔ながらの精製方法で、コーヒーの実を天日乾燥し、その後に果肉を除去します。そのため果肉からコーヒー豆に成分が移り、本来の香味とはちがった個性を生み出します。 その性質上ネガティブ要素が出やすいデメリットがありますが、さすがはウォルカ。ナチュラルとは思えないほどのクリーンさに仕上がっています。先日販売したウォッシュト(水洗式)とは全く違う個性、お楽しみください。先週末から販売を始めましたが、かなりの人気ですでに残りが少なくなっています。完売の際はご容赦ください。
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新豆の入荷情報
エチオピア イルガチェフェ クレイウォット
おはようございます。 今日は第4水曜なのでMui、KUTOTEN共に営業中です。来週月曜は臨時休業となり、2/1,2と合わせて3連休となりますのでご了承ください。 また、2月からKUTOTENの営業時間を1時間短縮し19時閉店となります。ご不便をおかけして申し訳ありませんがどうぞよろしくお願いします。 そして、コーヒーの新豆情報! イルガチェフェで最高の品質を誇る『ウォルカ・ウォッシングステーション』の集落指定ロット第3弾クレイウォットが入荷しました! コーヒーは栽培だけでなく精製の良し悪しでも品質が大幅に変わります。これまでたくさんのウォッシングステーション(精製工場)のコーヒーを扱ってきましたが、ウォルカほどの良い仕事は見たことがありません。 さらにウォルカ・ウォッシングステーションに所属する農家で一番高品質な物を作っているのはどこか調査し選定されたのがおなじみのハロハディ集落。これまでのイルガチェフェとは一線を画す異次元の質感・個性に衝撃を受けた方も多いはず。エチオピアのコーヒーで初めて感じられた『作りの良さ』に感動すら覚えました。 さらに調査を進め選ばれたのが、この前に販売したウレインチ・ニーチャとアダメ・マゾリョ、そしてこのクレイウォットの3つです。初入荷の昨季も素晴らしい出来でしたが今季はそれを上回る美味しさでだと思います。 この地域のコーヒーは果実感がしっかりと感じられるのが特徴で、クレイウォットは桃やかりんのような印象が強めです。軽すぎずやわらかな飲み心地でとてもクリーン。しっかりとした芯がある味はこの地域ならでは。熟した果実のような心地良い甘みの余韻が長く続きます。 メニューには載っていませんが店内でもテイクアウト提供できます。ちなみに写真で下に並んでいるのがクレイウォット、上がコスタリカ ベンダバル農地の生豆と焙煎豆。エチオピアのコーヒー豆はかなり小粒なのも特徴のひとつです。
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コーヒーの話し
コスタリカ ジャサル農地ビジャ・サルチ品種
中米屈指の偉大な産地であるコスタリカのレオン・コルテス地域で最高のコーヒーのひとつ、『ジャサル農地』。 昨年末に販売しましたが、今季は初入荷時の感動を思い出させる出来でした。 毎年心待ちにしているほどの人気のある作り手で、さらに入荷量も少なかったため短期間で完売してしまいましたが別品種(ビジャ・サルチ)のロットが入荷しました! あまり広く栽培されている品種ではありませんがジャサル農地では2013年頃に4000本ほど植えました。高標高に適応することで知られたビジャ・サルチですが、厳し過ぎる環境のため1年で半分以上が枯れる事態に…。 オーナーのエミリオさんは家族から「融資を受けてまで何やってるんだ!」と非難されたそうです。 でも、別品種も含めて残った木から採れた数百キロほどのコーヒーのクオリティの高さに、自分のやってきたことは間違いではなかった!と確信。さらにヴィジャ・サルチを2500本植えて今に至ります。(何割かは枯れているでしょうが…) やや深煎り(シティロースト)の特徴はシロップ漬けにしたあんずのような甘くおだやかな酸味と、体に染み込んで行くような心地よい濃縮感。キリッと端正な印象でしなやかでやわらかなコク。セミスイートチョコレートのような余韻が残ります。 前回販売したカトゥーラ品種とはまた違った魅力が感じられて甲乙つけがたい美味しさです。共通しているのは香り、飲み心地、しっかりとた甘みが最高だということ。コスタリカ好きな方も、そうでない方もぜひお試しください!