間違いなく現在コロンビア最良の農地であるビビアナさんラ・クンブレから、待ちに待った希少な品種『ティピカ』のロットが届きました!
2024年絶対に飲んでもらいたいコーヒーですが量がとても少ないので早期完売にご注意ください。
長い歴史を持つこの『ティピカ品種』は、生産性の低さから今ではなかなかお目にかかることが出来ません。
Muiではこの品種を重要視していますが、その理由は『コーヒーの基本の味』が感じられるから。
中でも『アンデス山脈の火山灰土壌の高標高で栽培されたティピカ品種』はその究極とも言えます。
もちろんそれが表現されるためにはただ環境が良いだけではダメ。
作り手の技量も相当なものが要求されます。
なので文句なしの品質のコロンビアのティピカ品種に出会えたのは20年近いコーヒー豆屋人生でも今回が数えるほど。
というか今回で三度目???
と、自分でもびっくりしていますがまぁほんとに出会えないんです。
昨年はじめて飲んだビビアナさんのティピカがのけぞりほど素晴らしかったので今年はたくさん買うぞ!
と意気込んでいたのに60kgしか確保できず。
すみませんが早い者勝ちで…。
で、味はと言うと正直言って派手さはありません。
他の品種よりも格上の存在!
というわけでもありません。
なにが特徴かというとティピカは『土地の個性を素直にあらわす』品種なんです。
とても繊細でスルリと体に染み込んでいくようなしなやかなコク。
新緑のような瑞々しさとほのかな柑橘感。
気が付けば飲み干しているような突き抜けた飲み心地のよさがありつつ満足感も十分。
言葉で表現するのがここまでむずかしいコーヒーもそうありませんが、とにかく美味しいことは飲んでもらえれば分かります。
澄み切った清流のようなコーヒーです。
まだ少しかたさが残っているので30kg販売したらいったん終了。
残りは1月半ば以降に販売予定です。
ローストレベル:シティ
酸味と苦みのバランス
産地詳細
国名:コロンビア 同じ生産地のコーヒー一覧
地域:ナリーニョ県エル・タンボ市
農園名:ラ・クンブレ
農園主:ビビアナ・メナ
標高:1,850~2,000m
品種:ティピカ
精製:発酵槽を使用したウォッシュト