余韻の長さも素晴らしい満足感たっぷりのコーヒーです。
これまで何度か扱ったことがあるという記憶があるんだけど記録が見つからないカンゴチョが入荷しました。
味わいは覚えてるんですよ。
とってもおいしかったから。
そんなわけでかなり久しぶり(たぶん)に入荷したカンゴチョ。
ケニアの中でもニエリ地域のコーヒーはとても好みなんですが久々にとってもおいしいニエリのコーヒーだなぁとしみじみ。
豊かなコクってこういうコーヒーのためにある言葉じゃないでしょうか。
もちろん重さは皆無。
むしろやさしさにあふれています。
ちなみにケニアのコーヒー豆は粒の大きさで国が規格を定めていて、大粒なAAと小粒なABに分かれます。
一般的に大粒なAAの方が単純に高品質と評価されがちですが、良い作り手の物であれば品質の差と言うよりも別の個性が楽しめます。
大きな農園もあるが小規模農家主体のケニアでは農家がファクトリーに所属することが一般的。
優良なファクトリーではしっかりとした品質管理がされていて、農協が複数のファクトリーを管理していることが多い。
果肉由来の香味が上乗せされるため、MUIではフレーバーコーヒーの一種と考えている。
発酵臭などネガティブな要素が出やすく、高い技術と管理が必要。また、果肉由来の香味と、素材となる生豆本来の個性との相性も重要。
国名
ケニア
地域
ニエリ県
農協
ギカンダ
所属農家数
ギカンダ農協の781名の小規模生産者
ファクトリーの所在
ニエリ郡カラティナ
標高
1,600m(ファクトリーの標高)
品種
SL28、SL34、Ruiru11
精製
ウォッシュト
味のこと
豊かでやわらかなコクと心地よい濃縮感。
飲み込んだ後に黒ぶどうのようなフルーティさが鼻から抜けて行きます。
ケニア ニエリ地域の超優良ファクトリー「カンゴチョ」
※ファクトリーとは
コーヒー農家が収穫したコーヒーの実を持ち込み、精製・加工を行う精製工場のこと。(エチオピアではウォッシングステーションと呼ばれる)
※ コーヒーの精製方法
ウォッシュト精製
収穫したコーヒーの実を水洗いして果肉を除去し、その後、乾燥。素材本来の個性がそのまま楽しめる。MUIで扱うコーヒーのほとんどがこの精製方法。ナチュラル精製
コーヒーの実が付いたまま乾燥し、その後、果肉を除去。生産者&産地情報







