軽くローストしたナッツを思わせる香ばしさとコク。
柔らかくまとまった味わいです。
ペルー最重要人物にして僕たちの大切なパートナであるウィルダー・ガルシアさん。
そのウィルダーさんの指導を受けて、高品質なコーヒー作りを志すエルメラ・ネイラさんのコーヒーが初めて入荷しました。
ウィルダーさんが指導をする際の条件は3つです。
1.標高: 1,600m以上
2.品種: 現状はハイブリッド品種でもよいが植え替えていく意思がある
3.面積: 3ha以上、複数人でグループを作って合計農地面積でもOK
※小さすぎると時間が足りず、労力と成果が見合わないため。
エルメラさんの畑のあるサン・イグナシオはサビ病の被害により、耐病性に優れて収穫量も多いカティモール品種への植え替えが進みました。
カティモールへの植え替えは世界中で進んでいて、僕たちはとても大きな危機感を覚えています。
なぜってこの品種、仮にどんなに丁寧に作ったとしてもおいしいコーヒーは出来ないんです。
その土地の個性を表現するなんてことはかなわず、似たような、しかも濁った味わいに…。
でもウィルダーさんはこの土地にはブルボン品種が合っていると考えます。
僕たちも重要視する品種です。
主観に依存せず、土壌検査と環境特性のチェックを踏まえてウィルダーさんのアドバイスの元、5名の生産者がブルボンへの植え替えを進めています。
これってコーヒー栽培の現状を考えるとものすごいことなんです。
ブルボンやティピカといった「土地の個性を表現する」在来種からカティモールへ植え替えられることはあっても、その逆の事例は20年以上この業界にいますが数えるほどしか聞いたことがありません。
低い耐病性と収穫量が植え替えが進む大きな理由ですが、木の状態をしっかりと管理すればサビ病はコントロールでき、生産性と品質まで確保できるというのがウィルダーさんの考え。
彼の適切な指導の下なんと収穫量は3倍以上に!
もちろん品質の向上も著しく、この地区のポテンシャルの高さを感じられる味わいです。
世界的にコーヒー生産が農業から工業へと変わってしまった中、とても貴重な事例です。
大切にしたい作り手です。
果肉由来の香味が上乗せされるため、MUIではフレーバーコーヒーの一種と考えている。
発酵臭などネガティブな要素が出やすく、高い技術と管理が必要。また、果肉由来の香味と、素材となる生豆本来の個性との相性も重要。
国名
ペルー
地域
カハマルカ県サン・イグナシオ郡ラ・パルマ地域
農地
エルメル・ネイラ
生産者
エルメル・ネイラ
標高
1,650m~1,750m
品種
ブルボン
精製
発酵槽を使用したウォッシュト
味のこと
完熟した柑橘のような濃縮感。
MUI初登場のエルメル・ネイラ!
※ コーヒーの精製方法
ウォッシュト精製
収穫したコーヒーの実を水洗いして果肉を除去し、その後、乾燥。素材本来の個性がそのまま楽しめる。MUIで扱うコーヒーのほとんどがこの精製方法。ナチュラル精製
コーヒーの実が付いたまま乾燥し、その後、果肉を除去。焙煎度合と味わいの関係
焙煎が浅いと酸味があり苦味は弱く、深くなるにつれて酸味は減り苦みが増していきます。
生産者&産地情報






